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中学生におすすめの習い事は?メリットや選び方のコツもご紹介

「中学生から新しい習い事を始めるのは遅い?」「学校の勉強や部活動以外で好きなことや熱中できることを見つけてほしい」「学校以外の場で社会経験を積んでほしい」このような思いはありませんか?

中学生は学校の授業や部活動などで忙しいことが多いです。習い事というと幼少期から始めるイメージもありますが、中学生から新しい習い事を始めることは遅くはありません。新しい趣味を見つけたり、学校以外の人間関係が広がったりすることもあります。

種類別 オススメ習い事紹介

この記事では以下の内容を紹介します。

  • 中学生にオススメの習い事紹介
  • 習い事のメリット・デメリット
  • 中学生から習い事でも本当に間に合うの?

ぜひ最後までご覧ください。

種類別 オススメ習い事紹介

学力アップ・スポーツ系・芸術系に分けて、中学生にオススメの習い事を紹介します。

将来の選択肢を広げる!学力アップにつながる習い事

  • 英会話

英語を聞くこと・話すことに慣れ、英語力アップが期待できます。学校では読むこと・書くことが中心なので、英語を使ってコミュニケーション能力を高めたい場合はおすすめです。

  • プログラミング

2020年度からは小学校、2021年度から中学校の必修科目にもなっているプログラミング。中学校では技術・家庭科の科目で勉強しますが、高校では「情報Ⅰ」が必履修科目であり、2025年1月からは大学の共通テストで「情報Ⅰ」が追加されました。長い目で見ると大学受験対策にもなりますよ。

  • 学習塾

子どもの苦手科目のフォローや、独自のカリキュラムで高校受験対策ができます。個別指導・集団指導など塾によって授業の形態はさまざまなので、子どもに合った教室を選びましょう。

心身を鍛える!スポーツ系の習い事

  • 水泳

水中で体を動かすことで全身の筋肉や神経を鍛え、肺活量や心肺機能を向上させることが期待できます。怪我のリスクや必要な道具も他のスポーツに比べると少ないため、始めやすいスポーツです。

  • ダンス

リズム感や体幹が鍛えられ、姿勢が良くなる効果が期待できます。TikTokやInstagramでインフルエンサーが踊る姿を見て、憧れを抱いて習い始める中高生も多いようです。

  • ボクシング

体力や集中力、礼儀礼節が身につきます。激しい運動のため、ストレス解消にもつながりますよ。試合や対人練習を強要しないコースが設定されていることもあるので、ぜひお近くのジムへ問い合わせてみてください。

豊かな心を育む!芸術系の習い事

  • 絵画教室

プロから絵画に関する技術や手法を学び、知識や技術を伸ばせます。絵画だけでなく、工作など立体的なものを作ることもあります。

  • 楽器

楽器を習うことでリズム感や音楽的な感性を育てることができます。ピアノは将来保育士や幼稚園教諭・小学校教諭を目指すのであれば、採用試験にピアノ演奏がある場合があるので早いうちから習うと技術が身につきやすいですよ。フルートなどの管楽器やギターなどは中学生以降から始めることも多い習い事です。

  • 書道

美しい字が書けるようになり、集中力や礼儀を学べます。自分の字がきれいになると、子どもの自信につながります。これから入試のための願書や履歴書を書くときには印象アップも期待できますね。

習い事を選ぶ上でのメリット

どの習い事を選んでも、さまざまなメリットがあります。

習い事を選ぶ上でのメリット

学力向上

学習塾や英会話などは学力向上や成績アップにつながります。自宅では気が散って勉強がはかどらなくても、習い事教室はみんなが勉強する環境なので集中力が続きやすいです。講師が近くにいるので分からないことをすぐ質問して解決できるのも、つまずきにくいポイントです。

体力向上

スポーツ系の習い事は体を動かすことで体力向上につながります。習い事の時間はもちろん、習い事の時間以外に練習やトレーニングをすることもあるので体力がつきやすいですよ。

コミュニケーション能力向上

講師や生徒同士でコミュニケーションをとるため、コミュニケーション能力の向上も期待できます。特に野球やサッカーなどのチームスポーツ、ダンスはチームのメンバーと話し合いの時間をとることも多いため、メンバー同士で自然に交流ができるでしょう。英会話は英語でのコミュニケーションに自信がつき「いろんな国の人と関わってみたい」と思うきっかけになるかもしれません。

ストレス解消

思春期を迎えて心も体も変化が多い中学生。学校・友人関係・家庭内などで感じるストレスの解消につながります。学校や家庭以外の人と関わって話をすることでも息抜きになるでしょう。

将来の選択肢が広がる

習い事を通して学力などが向上することで、高校受験では学校の選択肢が広がります。学力だけでなく興味のあることを見つけるきっかけになり「プログラミングが楽しいから将来はWeb関係の仕事に就きたい」など、将来やってみたい仕事が見つかるかもしれません。部活動では自分の興味がある部活動が通う学校にないこともありますが、習い事は通える範囲に自分の興味がある教室があればチャレンジできます。将来の仕事につながらなくても、自分の趣味として長く続けていくことも素敵な選択ですね。

習い事を始めるデメリット

習い事を始めることのメリットは大きいですが、デメリットを3つ紹介します。

時間やお金がかかる

習い事を始めると時間やお金がかかります。中学生は小学生と比べて授業の時間も長く、放課後や休日に部活動もあります。習い事を始めることで自由な時間が少なくなりますので、よく子どもと相談しましょう。お金は月謝もかかりますが、テキスト代や道具代などが別途かかる場合があります。

子供の負担になる可能性

先述のとおり、自由な時間が減ることで子どものストレスになることがあります。人間関係が広がって友達付き合いも増えてくる時期なので「もっと友達と遊びたい」とストレスを抱えることがあるかもしれません。

保護者の負担になる可能性

近所の習い事教室であれば子どもが自分で徒歩や自転車で通うことができますが、遠方の教室に通う場合・夜遅い時間に終わる場合などは送迎が必要です。習い事関連の大会やイベントのために予定を空けなければいけなかったり、保護者の手伝いが必要なことがあったりしますので、保護者の負担になることがあります。

習い事を選ぶ上でのポイント

せっかくお金を出すなら子どもに合った習い事を選びたいですよね。ここでは子どもに合った習い事を選ぶポイントをご紹介します。

子どもの興味関心を大切にする

子どもの興味関心がある習い事を選びましょう。例えば、絵を描くことが好きだけど運動に苦手意識がある子どもに「サッカーを習おう」と提案しても「やりたい」と言う可能性は低いでしょう。無理に押し付けると親子関係に悪影響を及ぼす可能性があります。子どもと話し合って、お互いに納得したうえで習い事を決めましょう。

教室の雰囲気や指導方法を確認する

同じ習い事でも教室の方針や講師の指導方針で雰囲気が異なります。事前にホームページや教室に通う生徒・保護者に話を聞くなど、それぞれの教室について調べて口コミを聞けると良いでしょう。

体験レッスンを活用する

体験レッスンを活用して実際に習い事をやってみることもおすすめです。体験レッスンのメリットは以下が挙げられます。

  • 無料または安価な価格でレッスンを受けられる
  • レッスンの実際の雰囲気や内容を体験できる
  • 教室や先生との相性を確認できる
  • 教室までの交通手段や道のりを確認できる
  • 子ども・保護者の負担感をなんとなくつかめる

実際に習い事をして楽しいと感じるか、生徒や講師の雰囲気はどうかを肌で感じられます。多くの教室で体験レッスンを設けているので、気になる習い事を見つけたら気軽に申し込んでみましょう。

中学生からでも間に合うの?

中学生からでも間に合うの?

幼少期から始めることが多い習い事もありますが、結論どの習い事も「中学生から始めたら遅い」ということはありません。確かにオリンピックに出るような世界で活躍するプロになるのであれば、間に合わない可能性もありますが「好きなことを楽しみたい」「自信をつけたい」「将来の役に立ったら良いな」などの目的であれば、いつから始めても遅いということはありません。

ただ中学生は小学生と比べて、授業の時間・宿題の量も増えて部活動も始まり、習い事にたくさんの時間を割けるというわけではありません。心と体の変化が大きい思春期の子どもにとって、習い事が気持ちや体力のバランスを崩す要因にならないように気をつけたいですね。子どもが好きな習い事の時間を安心して楽しんだり、苦しい時期には寄り添ったりと、保護者のフォローが必要です。「間に合う・間に合わない」ではなく、子どもが楽しめる時間・経験を積める時間を習い事で過ごせることが大事ですね。

まとめ|状況にあわせて最適な習い事を選択しよう!

子どもの個性や学校・部活動の状況、家庭の状況は違います。それぞれの状況や子どもの興味関心を大切に、習い事を選びましょう。

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