子ども用GPSおすすめランキング!選び方と人気モデルを徹底比較
子どもが外で過ごす時間が増えると、どこにいるのか、安全面に不安を感じることも多いでしょう。キッズスマートフォンを持たせられない場面でも、子ども用GPSがあれば位置情報を確認でき、安心感につながります。
本記事では、子ども用GPSの必要性や選び方、おすすめランキング10選をご紹介します。子ども用GPSのメリット・デメリットや注意点と防犯対策についても触れていますので、ぜひ最後までお読みください。
子ども用GPSとは?必要性や選び方を解説
そもそも子ども用GPSとはどのようなものなのか、必要性や選び方を解説していきます。
子ども用GPSの必要性
子ども用GPSは、子どもの位置情報をリアルタイムで確認できる便利なデバイスです。登下校や習い事、外遊びの際に居場所を把握できるので、万が一の迷子やトラブルの際にも安心です。
例えば、ジオフェンス機能付きのモデルの場合、設定したエリアの出入りを知らせてくれるため、なにか異変があった際に素早く気付けます。さらに、通話やSOS機能付きのタイプの場合、緊急時にもすぐに連絡を取ることが可能です。
また、子ども用GPSは誘拐や迷子のリスクを減らし、親の安心感を高める役割もあります。そのため、特に共働き世帯や塾や習い事に通うお子さんを持つ家庭では、安全管理のために子ども用GPSを持たせるケースが増えています。
このように、子ども用GPSはさまざまなシーンで頼れる存在となっているのです。
子ども用GPSの選び方
子ども用GPSを選ぶ際は、以下のポイントを重視しましょう。
・位置情報の精度
リアルタイムで正確に位置を把握できるかを確認しましょう。GPSの他にWi-Fiや基地局を使うモデルもおすすめです。
・バッテリーの持続時間
長時間使用できるモデルを選ぶことで、災害など万が一の際にも安心です。また、充電頻度も考慮しましょう。
・通信機能
音声通話やメッセージ機能があると、緊急時の連絡がスムーズに行えます。
・防水性と耐久性
屋外での使用を考え、防水性や耐久性に優れたモデルを選びましょう。
・利用料金
月額料金や初期費用がかかることが多いため、予算に合ったプランを選びましょう。
これらのポイントを踏まえて、安心して使える子ども用GPSを選びましょう。また、人気モデルのおすすめランキング10選も後述しますので参考にしてください。
何歳から持たせればいいの?
子ども用GPSを持たせる年齢として、一般的には登下校が発生する小学校入学前後が多いです。特に、1人で習い事や塾に通う機会が増えたタイミングで導入するご家庭が多くなっています。
子ども用GPS おすすめランキング10選!
ここからは、子ども用GPSおすすめランキング10選をご紹介します。バッテリー持続時間や通話機能の有無などの観点も参考にしてください。
1位:あんしんウォッチャー
・端末代:5,680円(税込)
・月額利用料:539円(税込)
・バッテリー持続時間:最大2か月
・通話機能:なし
・おすすめポイント:GPSだけでなく、無線LANやauの基地局情報も活用し高精度な位置情報の取得が可能です。そのため、広い行動範囲もカバーできます。
また、最大10人まで見守りが可能です。乗り物に乗っていることを検知してアプリに通知してくれる機能もあります。auの契約がなくても、アプリがインストールできるスマートフォンがあれば利用可能です。
・公式サイト:https://homeiot.kddi.com/anshinwatcher/kids/
2位:みてねみまもりGPSトーク
・端末代:5,680円(税込)
・月額利用料:GPSプラン 528円(税込)、ボイスメッセージ付きGPSプラン 748円(税込)
・バッテリー持続時間:最大2か月
・通話機能:あり(ボイスメッセージ付きプランのみ)
・おすすめポイント:契約プランが選べるタイプのGPSです。ボイスメッセージ機能付きのプランでは、緊急時の連絡手段としてボタン一つで送れるボイスメッセージが活用でき、子どもとのコミュニケーションが可能です。
また、2025年3月17日に発売された京急線対応モデルでは、京急線全駅(泉岳寺駅を除く72駅)において駅改札通過通知サービスにも対応しています。
・公式サイト:https://mitene.us/gps
3位:まもサーチ3
・端末代:5,280円(税込)
・月額利用料:528円(税込)※年額 5,500円(税込)も選択可能
・バッテリー持続時間:最大2か月
・通話機能:なし
・おすすめポイント:シンプルな操作性と長いバッテリー持ちが魅力です。また、子どもが困った時にボタンを長押しするだけで位置情報を発信できるため、低年齢の子どもにもおすすめです。
・公式サイト:https://mamosearch.jp/
4位:amue link(アミューリンク)
・端末代:5,980円(税込)
・月額利用料:748円(税込)
・バッテリー持続時間:最大5日間(GPS圏内移動、通信及びセンサー情報取得間隔2分、1日2時間程度使用の条件下で)
・通話機能:あり
・おすすめポイント:ボイスメッセージの送受信が可能なGPSです。子どもの位置情報はもちろん、行動履歴も残るため子どもの1日の様子が確認できます。また、端末の周辺温度が35度を超えると通知が届く仕様で、熱中症や車内の閉じ込めを未然に防ぐ効果も期待できます。
・公式サイト:https://amuelink.sonynetwork.co.jp/
5位:BoTトーク
・端末代:5,280円(税込)
・月額利用料:GPSプラン月額利用料528円(税込)、GPS&トーク プラン 月額利用料 748円(税込)
・バッテリー持続時間:最大1か月(GPSプラン)
・通話機能:あり(トークプラン)
・おすすめポイント:BoTトークはAIが子どもの行動履歴や生活スタイルを学習し、最適な見守りを行うデバイスです。また、トークプランでは保護者のスマホとBoTトーク間で音声メッセージを送りあえる機能もあります。2025年2月に発売されたモデルでは「あんしんディスプレイ」を搭載しており、バッテリー残量や時刻が一目で確認できるようになっています。
・公式サイト:https://www.bsize.com/bot/talk
6位:どこかなGPS2(ソフトバンク)
・端末代:7,480円(税込)
・月額利用料:528円(税込)※6か月間無料
・バッテリー持続時間:最大1.5か月
・通話機能:なし
・おすすめポイント:乗り物検知機能を搭載し、電車やバスなどの乗り物による移動を検知して、保護者のスマートフォンに通知してくれます。行動範囲の広い子どもや、遠方に通学している子どもにおすすめです。また、ソフトバンク以外のスマホでも契約が可能です。
・公式サイト:https://www.dokokana-gps.jp/
7位:キンセイGPS
・端末代:8,800円(税込)
・月額利用料:440円(税込)(購入から1年間は月額費用が無料)
・バッテリー持続時間:約1週間(1日3時間程度の持ち歩きの場合)
・通話機能:なし
・おすすめポイント:キンセイGPSは操作も設定も不要で、持ち運ぶだけで位置情報を記録してくれるGPSです。また、衛星システム「みちびき」に対応した高精度の位置情報を提供しています。ボタンを押すだけで、保護者へ簡単に位置情報を通知できるため、初めて持たせる子ども用GPSとしてもおすすめです。
・公式サイト:https://www.kinsei.io/
8位:ココセコム(セコム)
・端末代:無料(加入料金:4,400円〜4,950円(税込))
・月額利用料:1,320円(税込)+出動時の費用別途
・バッテリー持続時間:最大350時間
・通話機能:なし
・おすすめポイント:GPS機能に加え、必要に応じてセコムのガードマンが駆けつけるサービスです。デバイスは防水・防塵・耐衝撃性能で壊れにくく、安心して持ち運べます。
・公式サイト:https://www.855756.com/
9位:みもりGPS
・端末代:5,280円(税込)
・月額利用料:748円(税込)
・バッテリー持続時間:最大2か月
・通話機能:あり
・おすすめポイント:みもりGPSは日本版GPS「みちびき」を採用することにより、業界トップクラスの精度の高い位置情報を提供しています。また、事前に設定しておくことで、子どもが危険なエリアに立ち入りそうになった際にお知らせしてくれる機能も魅力です。
・公式サイト:https://machicomi.jp/mimori/
10位:DX900 coneco
・端末代:3,980円(税込)
・月額利用料:480円(税込)
・バッテリー持続時間:最大4日間
・通話機能:なし
・おすすめポイント:カーメイトが提供するGPSです。定型文を事前に登録しておけば、子どもが簡単にメッセージを送信できます。また、乗り物で移動した際には保護者に「のりもの通知」が届くよう設定することも可能です。
・公式サイト:https://ps.carmate.co.jp/c/gps/dx900
子ども用GPSのメリット・デメリット
子どもの位置情報がリアルタイムで確認できる便利な子ども用GPSですが、メリット・デメリットも何点かありますので、ご紹介します。
メリット
・安全が確保できる
子ども用GPSを活用することによって、登下校や習い事の際に、保護者が遠隔で子どもの位置情報を確認できるため安全が確保できます。また、エリア通知機能を活用すれば、自宅や学校などの特定エリアへの到着・出発を自動で通知してくれるため、より安心です。
・充電切れの心配が少ない
スマートフォンよりも消費電力が少なく、1週間以上充電不要のモデルもあります。毎日充電する手間が不要なため、緊急時にも電池切れの心配が少ない点が魅力です。
・緊急時に迅速に対応できる
防犯ブザーやボイスメッセージ機能が付いた機種もあり、緊急時の連絡手段として子どもが簡単にSOSを発信できます。万が一の事態が発生した際にも、迅速な対応が可能です。
・スマートフォンを持つ前のトレーニングになる
小学生低学年のうちはスマートフォンを持たせるのが早いと考えるご家庭も多いですが、そういった場合でも、最低限の通信手段として子ども用GPSを利用できます。親子で安全管理のルールを学ぶ機会になり、スマートフォンを持つ前のトレーニングとしても活用可能です。
・コストが比較的安い
子ども用GPSはスマートフォンに比べて月額料金が安く、月額500円程度で利用できる機種が多く、維持費も抑えられます。また、初期費用も1万円以内で購入できるモデルが多いため、経済的負担が少ない点もメリットの一つです。
デメリット
・通信範囲の制限
子ども用GPSは建物の中や地下、トンネル内などでは測位が不安定になりやすく、位置情報が正確に取得できないことがあります。また、通信環境によっては「現在地不明」と表示されることもあり、100%の安全対策にはなりません。
・端末の携帯忘れや紛失のリスク
子どもが毎日GPSを持ち歩く習慣をつけないと、必要なときに持っていない可能性があります。また、端末が小型で軽いため、学校や公園などで紛失しやすい点もデメリットです。
・コストがかかる
スマートフォンに比べると安価ですが、最低でも月額500円前後の利用料がかかるため、長期間使うと費用が積み重なります。さらに、端末の初期費用も5,000円〜15,000円ほどかかるため、導入前にかかるコストを計算して、予算を準備しておくことがおすすめです。
・プライバシーの問題
子どもが「常に監視されている」と感じると、親子関係に悪影響を及ぼす可能性があります。過度な監視は子どもの自主性を損なうことにもつながるため、見守りのバランスが重要です。
・防犯対策としては不完全
子ども用GPSはあくまで位置情報を把握するツールであり、万が一の際に実際に子どもを守る機能はありません。防犯ブザー機能付きの機種もありますが、トラブル時に確実に助けを求められるとは限らないため、日頃から防犯教育を行うことが重要です。
注意点と防犯対策
最後に、子ども用GPSを使用する際の注意点と防犯対策について解説していきます。
注意点
・GPSの精度を過信しない
GPSは天候や建物の影響を受けやすく、正確な位置情報が得られないことがあります。特に、屋内や地下では誤差が大きくなるため、子どもの現在地を確認する際は、複数回更新するなどの工夫が必要です。
・子どもに正しい使い方を教える
端末を持ち歩く習慣をつけないと、いざというときに役に立たないことがあります。定期的に充電することや、登下校時には必ず持つことなど、子どもとルールを決めておくことが大切です。
・プライバシーへの配慮を忘れない
前述のとおり、監視されていると子どもが感じると、親子関係が悪化することがあります。必要以上に細かく位置情報を確認するのではなく、子どもの年齢や状況に応じた適切な見守り方を心がけましょう。
防犯対策
・定期的な位置情報の確認
子どもの居場所を把握するため、アプリを使って定期的に位置情報を確認しましょう。不審な移動がないかチェックすることが重要です。
・ジオフェンス機能の活用
特定のエリアを設定し、子どもがその範囲を出入りした際に通知が届くジオフェンス機能を活用しましょう。登下校や塾への移動時に特に便利です。
・通話機能の利用
GPSによっては音声通話やメッセージ送信が可能なモデルもあります。緊急時にすぐ連絡が取れるよう、使用方法を子どもに教えておきましょう。
・子どもへの説明
GPSの目的や使い方、防犯意識について子どもにわかりやすく説明し、万が一の状況で適切に行動できるようにしておきましょう。
これらの対策を行うことで、子どもの安全をより一層確保できるでしょう。
まとめ
この記事では、子ども用GPSの選び方から人気モデルの特徴まで詳しく解説しました。
子ども用GPSは、子どもの安全を守るための有力なツールです。選び方や利用方法を工夫し、安心して子どもを見守る環境を整えましょう。今回ご紹介したランキングを参考に、ご家庭に合った子ども用GPSを探してみてください。