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家事をしない夫に悩むあなたへ|今日から変わる解決策

「共働きでお互いに仕事をしているのに、家事は妻の負担が大きい」「夫にも家事をしてもらいたいが、どのように伝えれば良いのか分からない」と、お困りではありませんか?特に、子どもがいる家庭や共働きの家庭は、仕事や育児で時間の余裕もないので、家事の負担が多いと疲弊してしまいますよね。

この記事では、次の内容を解説します。

  • 夫が家事をしない理由
  • 夫に家事をさせるための具体的な行動
  • 家事をしない夫を持つ妻の思考と脱却法

ぜひ最後までお読みいただき、参考にしていただければ幸いです。

夫が家事をしない理由

夫が家事をしない理由

夫が家事をしない理由はさまざまですが、今回は主に4つ取り上げます。

家事に対する意識のずれ

家事は人によって、どこまでやるのかの意識が異なります。ここでは掃除を例に挙げてみましょう。

妻は毎日掃除機をかけ、お風呂場やトイレなどの水回りも毎日掃除をすることが当たり前。一方で夫は、ほこりやゴミが気になったタイミングで掃除機をかけ、水回りは汚れが目立ってきたタイミングで掃除すれば良いと思っているとすれば、どうでしょうか?妻からすると「なんで掃除を毎日しないの?」と気になりますよね。夫も「大して汚れてないのに、なんで毎日掃除するの?」と感じるのです。掃除に限らず、このような意識のずれから「家事をしてくれない」「そこまでやらなくてもいいのでは?」と、お互いに感じることがあります。

できない・やりたくない

家事をしない理由として、家事のやり方が分からない、できないという場合があります。女性は幼少期から「将来のために、家事ができるようにならないと」と、家事を教えてもらう機会が多い傾向があります。一方で男性は、女性に比べると家事を教わる機会が少なく、一人暮らしの経験があっても食事は外食、洗濯はすべてクリーニング、掃除はほとんどしてこなかったという人もいます。

また、仕事や趣味で忙しく、家事の優先順位が低いことでやりたがらないこともあります。

文句を言われるのが嫌

家事はできるものの、「食器に洗い残しがついていた」などの指摘を受けたことで自信をなくし、やらなくなってしまうことがあります。また「洗濯物の干し方や食器の重ね方が違う」「掃除はここまでやってほしい」など、妻のやり方との違いを指摘されたことで「自分は手を出さない方がいい」と思い、それからやらなくなってしまったという場合もあります。

妻の仕事だと思っている

今の20代〜40代は母親が専業主婦やパート主婦が多い時代で、自分の母親が主に家事をやっていた姿を見て「家事は女性がやるもの」という先入観を持つ人がいます。また、結婚を機に女性側が生活スタイルや働き方を変えたり、妊娠・子育てで家庭にいる時間が長くなったりするケースが多いことから「妻の仕事」と思っている人も一定数います。

夫に家事をさせるための具体的な行動

夫が家事をしない理由を紹介しましたが、同じ家に住む以上、家事は協力して進めたいですよね。この章では、夫に家事をさせるための具体的な行動を4つ紹介します。

夫に家事をさせるための具体的な行動

家事分担のルールを決める

まずは夫婦で話し合いの時間を持ち、家事分担のルールを決めることがおすすめです。家事をほとんど妻にやってもらっている夫は、そもそも家事でどのようなことをしているのか分かっていない場合があります。また、役割分担を明確にすることで、察することが苦手な夫がスムーズに家事をしてくれたということもあるようです。

話し合いのときには家事リストを作成し、視覚化することで「こんなに家事があるのか」と理解してもらいやすくなります。リストに沿って役割分担を決めると、お互いに責任感も生まれ「この家事は夫がやってくれるから」と、妻の負担や気持ちが少し軽くなるでしょう。

小さなタスクからお願いしてみる

家事を分担するときには、小さなタスクからお願いすることがおすすめです。いきなり「ごはんを作って」「毎日洗濯物を畳んで」と依頼すると、家事に慣れていない夫にとってはハードルが高いかもしれません。ごみ捨て、洗濯物の取り込み、お風呂掃除など、短時間で終わるものをお願いし、家事をすることに慣れてもらうと良いでしょう。

互いに家事を褒め、評価するようにする

家事をすることに対して感謝をし、褒めることでモチベーションが上がります。特に、家事初心者の夫の場合は「これで大丈夫かな」と自信がないことがあります。感謝されることで「これで大丈夫なのか」と自信に繋がり、やる気アップに繋がるでしょう。ついつい「洗濯物を干すときは、しっかり伸ばして!」などの要望もあると思いますが、まずは感謝の気持ちを第一に伝えることが大切です。そのうえで「乾いたときにぐちゃぐちゃになるから、なるべく伸ばしてから干してね」と、どうすると良いのかを伝えたり、実際に見てもらったりすると良いですね。

そのうち夫も家事をする中で「妻はいつも多くの家事をしてくれている」と感じ、感謝を伝えてくれるようになるかもしれません。

【強硬策】自分の家事のみ行うようにする

話し合ってもやろうとしない、話し合いにすらならない場合は、自分の家事のみを行う強硬策もあります。例えば、妻と子どもの分の食事の用意や洗濯のみを行い、夫の分は自分でやってもらいます。自分がやらないと家事が溜まるため、家事をしてくれる人のありがたみが分かるでしょう。同じ家にいると気を使ってしまう場合は、実家に帰ることも良いかもしれません。

それでも夫が家事をしない場合:最終的な選択肢

いろいろな手を尽くしたけれど、家事をしてくれない場合は、夫に期待しない方が良いのかもしれません。最終的な選択肢を、ここでは2つ紹介します。

それでも夫が家事をしない場合:最終的な選択肢

家事代行サービスの継続的な利用

家事代行サービスを継続的に利用することで、家事の負担を減らせます。料金が高いイメージがあるかもしれませんが、利用時間や頻度によって料金が変わります。

(例)大手の家事代行サービスのスタッフ1名が自宅に派遣される場合

 1時間あたり4000円×2時間→1日8000円

 月2回利用で16000円、月4回利用で32000円

利用する会社にもよりますが、上記のように月2~3万円で利用できます。基本プランで掃除・洗濯・片付けは多くの会社で行っており、子どもの送迎や荷物の受け取りをお願いできるところもあります。料理の作り置きはオプションとして設定されていることもあるので、サービス利用前に確認してみてください。

お金はかかるものの、モヤモヤしたり夫婦仲が険悪になったりせずに済みます。家事代行サービスを利用して負担を減らし、自分の時間や家族の時間を取ることも一つの手段でしょう。夫の収入がある程度あるなら「家事代行を頼みたいから費用を出してほしい」とお願いするのも良いかもしれません。

別居や離婚という選択肢も視野に入れる

何度話し合っても改善されない、話し合いに応じてくれないなど、歩み寄りが見られないときには、別居や離婚を視野に入れても良いかもしれません。

また、家事を女性の仕事と決めつけ、分担を求めても無視したり怒鳴り散らしたりするような場合は、モラハラに該当することがあります。我慢をしながら生活してもストレスが溜まりますし、忙しさから体調を崩すかもしれません。あなた自身を守るためにも、一度夫から離れてみるのも選択肢の一つです。

家事をしない夫を持つ妻が陥りやすい思考と脱却法

家事をしない夫を持つ妻が陥りやすい思考と、思い込みからの脱却法について紹介します。

「私がやらなきゃ」という思い込みを捨てる

「夫は家事をしないから、私が全部やらないといけない」という思い込みを捨てましょう。共働きでも専業主婦でも、365日休みがない家事労働を妻が一手に引き受けるのは大変です。夫と家事分担についてよく話し合い、家事ができるように夫を育てていくことで、長期的に見ると妻の負担は減ります。もし夫の力を借りるのが難しい場合は家事代行サービスを利用したり、子どもがある程度大きければ、子どもに家事を教えて手伝ってもらったりしても良いでしょう。また、ミールキットの利用や、ドラム式洗濯機・食器洗い乾燥機などの購入も手です。時短になるサービスや家電もぜひ導入しましょう。

完璧主義を手放し、自分を労わる

家で過ごせば家事は毎日あり、終わりがありません。人それぞれ「ここまでやりたい」という基準は違いますが、手を抜ける範囲で手を抜いて自分を労わることも大切です。例えば「食事は毎食手作りで3品を用意しよう」と思うと大変ですが「肉と野菜がたっぷり入っていれば、丼もの1品でもOK」「お惣菜や冷凍食品も活用する」など、少し気楽に考えるだけでも負担が違うはずです。

給与面などから感じる負い目から脱却する

夫よりも収入が少ない場合は特に「夫の給料で生活させてもらっているから」と負い目を感じることがあります。ただ、妻が家事をやってくれているから、夫が仕事に集中できているとも言えます。家事労働は収入にならないので成果が見えにくいですが、家族が気持ちよく生活するために欠かせない立派な仕事なので、負い目を感じる必要はありません。同じ家で過ごす仲間として、収入の差に関わらず家事に関わってもらえると良いですね。

まとめ

夫が家事をしない理由は、意識のずれや優先度の低さなどが挙げられます。まずは夫婦でよく話し合い、家事分担を相談してみましょう。夫婦で協力して家事をしたり相談したりすることで、さらに夫婦の絆が深まります。もし協力を得ることが難しいときには、家事代行サービスや時短家電、ミールキットの利用もおすすめです。家事の負担やストレスを減らして、快適に過ごしましょう。

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