子どもに人気の習い事ランキング2024年最新版!【選び方のポイントも解説】
子どもに何か習い事をさせたいと、保護者なら一度は考えるのではないでしょうか。とはいっても、多様な習い事の中で子どもに何を習わせるべきか悩んでしまうこともありますよね。
そこで今回は、子どもに人気の習い事ランキングTOP10をご紹介します。年齢別・性別で人気の習い事や選ぶポイント、よくある質問もあわせて解説しますので、習い事選びに悩んでいる方はぜひ最後までお読みください。
なぜ習い事は子どもの成長に必要なのか?
そもそも習い事は子どもの成長にとって必要なのか?という点について、以下より3つのポイントで解説していきます。
習い事が子どもに与える影響
子どもに与える影響については習い事によって多種多様ですが、集中力や忍耐力が育まれたり、成功体験を積むことで自己肯定感が高まったりといった点は共通しています。
また、チームで行う習い事の場合は、人との関わりを通じて協調性が育つといった点も影響として挙げられます。このように習い事は子どもにとって成長し続けるための大きなステップになるといえるでしょう。
子どもの頃から多くの体験ができる
幼いころから習い事を通じて多くの体験を積み重ねることは、視野を広げる大きなチャンスです。体験を通して成功や失敗を経験することで忍耐力も養われます。また、多様な分野に触れることで、自分の得意なことや好きなことを見つけるきっかけにもなるでしょう。
将来の選択肢を広げる
子どもの習い事が将来のキャリアの選択に影響する場合もあります。様々な体験を通して知識やスキルを身につけることで将来の選択肢が広がり、自分に合った道を選べるようになるでしょう。また、習い事がキャリアに直結することがなかったとしても、スポーツや音楽など一生の趣味や特技として活かすこともできます。
習い事ランキングTOP10!【保護者の声も紹介】
ここからは、習い事ランキングTOP10を保護者の声もあわせてご紹介します。
第1位:水泳
根強い人気を誇る水泳は、水に慣れるだけでなく、全身運動で体力がつき免疫力の向上も期待できる点から多くのご家庭で習い事として選ばれています。0歳からベビースイミングに通えることも人気の理由のひとつです。また、泳ぐ技術だけでなく、忍耐力や達成感を学べる点も魅力といえるでしょう。
保護者の声:
「小さい頃から水に親しんでほしくて始めました。風邪をひきにくくなり、体力もついた気がします。」
第2位:英語
グローバル化が進む中で、英語の重要性は今後もより高まっていくでしょう。幼少期から英語に触れることで、発音やリスニング力が自然に身につきます。近年はオンライン英会話など、気軽にネイティブの講師と話せる機会も作れるため、将来の可能性を広げるといった面でも習わせておきたいですね。
保護者の声:
「将来のために英語を習っています。最初はなかなか発言しませんでしたが、今では楽しそうに単語を口にしています。」
第3位:ピアノ
音感やリズム感が鍛えられるだけでなく、表現力や想像力を豊かにする効果も期待できる点がピアノの魅力です。また、第二の脳といわれる指をよく使うため、脳の発達にも良い影響があるといわれています。
保護者の声:
「音楽の楽しさだけでなく、発表会を経験することで自信もついたようです。」
第4位:体操
体操教室に通うことによって、柔軟性やバランス感覚が向上し、運動能力の基礎が身につきます。運動への苦手意識がなくなったり、ケガをしにくくなったりといった点も体操のメリットです。
保護者の声:
「運動が苦手だったので心配していましたが、楽しみながら体の動かし方を学んでいます。」
第5位:書道・習字
正しい筆使いや美しい字を習得するだけでなく、集中力を高めるのにも役立つのが書道・習字です。また、字を書く際に姿勢を意識することで、姿勢が良くなる効果も期待できます。
保護者の声:
「字を丁寧に書くようになり、落ち着いて物事に取り組むようになりました。」
第6位:学習塾・通信教育
学習習慣が身につき、勉強への苦手意識を減らせます。また、自宅で取り組める通信教育は、夫婦共働きなど通塾が難しい家庭にも人気です。
保護者の声:
「苦手科目を克服するために通わせましたが、勉強の習慣がついてよかったです。」
第7位:武道
空手や合気道などの武道は礼儀作法を重んじるため、精神力が鍛えられ、強い心を育んでくれます。また、護身術としての実用性もあり、自信を持って行動できるようになるでしょう。
保護者の声:
「礼儀が身につき、心も体も成長していると感じます。」
第8位:サッカー
サッカーはチームで行うスポーツのため、協調性やコミュニケーション力、リーダーシップなどが養われます。試合中に走り続けることは体力アップにも効果的です。
保護者の声:
「仲間と協力するチームワークの大切さを学べて、スポーツがより好きになったようです。」
第9位:そろばん
そろばんは計算力や暗算力はもちろん、集中力や記憶力の強化にもつながるため、数学以外の学習面での効果も期待できる習い事です。
保護者の声:
「計算が速くなり、数学の授業にも自信を持てるようになりました。集中力もついたように思います。」
第10位:ダンス
リズム感や表現力が身につき、人前で披露する経験を積むことで自信もつきます。本人が楽しみながら体を動かせる点が魅力です。
保護者の声:
「リズム感がよくなり、人前で表現する際に緊張しなくなったようです。」
年齢別・性別で変わる!人気の習い事
つぎに、年齢別・性別でそれぞれ人気の習い事を紹介していきます。習い事選びの参考にしてください。
幼児に人気の習い事
幼児期には体操や水泳、ダンスといった体を動かす習い事が子どもに人気です。また、就学前に学習の習慣をつけておくために、通信教育や学習塾、英語に通わせるご家庭も増えてきています。幼児期に多様な経験をすることで習慣や社会性が育まれるため、早期の習い事選びは非常に重要といえるでしょう。
小学生に人気の習い事
子どもの学力を強化したいと、学習塾やそろばんを習わせるご家庭が多い時期です。また、スポーツ系では体操が引き続き人気で、サッカーや武道、野球なども選択肢として出てきます。ピアノや書道といった芸術面の習い事も依然として選ばれるでしょう。
小学生ではまだ自分の得意分野がはっきりしていない場合も多く、さまざまな分野に挑戦できる環境を整えてあげることが重要です。
中学生に人気の習い事
進学や受験を見据えて、学力向上のための学習塾や通信教育が人気です。また、将来の進路に合わせてプログラミングや英会話を学ぶ子どもも増えてきています。
一方で、体力づくりやストレス解消を目的に、水泳やダンスなどのスポーツも人気です。
中学生ではある程度の得意・不得意を知った上で、自己表現力を高めるため自己開発の一環としての習い事が選ばれる傾向にあります。
男の子に人気の習い事
男の子の習い事では、体力や精神力を養えるサッカーや野球、武道、水泳などが人気です。
また、学習面では英語やそろばん、プログラミングも注目されています。男の子はスポーツだけでなく学びの分野でも活発に挑戦する傾向があり、自分の得意を見つけることが成長や自信に大きくつながるでしょう。
女の子に人気の習い事
女の子の習い事では、表現力を高められるピアノやバレエ、ダンスなどが人気です。また、学習塾や英語など学習面の習い事も根強い人気があり、将来の選択肢を広げるために習わせるご家庭が増えています。
一方で、近年では女の子もスポーツに積極的に参加するようになり、サッカーやテニス、武道などに挑戦するケースも増えてきています。
習い事を選ぶ際のポイント
ここからは、習い事を選ぶ際のポイントを4つご紹介します。
子どもの興味関心に合わせる
習い事を選ぶ際は、まず子どもの興味関心を重視しましょう。興味を持っていることに取り組むことで、子どもは積極的に学び、楽しみながら成長します。無理に親の希望を押し付けるのではなく、子どもが楽しんで続けられることが大切です。
将来の役に立つ習い事
子どもの将来に役立つスキルを身につけられるかどうかも重要なポイントです。学習塾や英会話、プログラミングなどは、将来の進学やキャリアの選択に直結する場合もあります。
また、スポーツや音楽など一見すると趣味になるような習い事でも、自己管理能力や集中力、コミュニケーション能力などが養われるため、子どもが興味を持てる分野を見つけることが将来役立つスキルにつながるでしょう。
予算と時間配分を考える
習い事には費用がかかるため、予算を考慮する必要もあります。月謝や交通費など経済的な負担を把握したうえで、家計に無理のない範囲で選ぶことが大切です。
また、学業やプライベートとのバランスを取りながら、子どもが無理なく続けられるよう負担の少ない時間配分も意識して選びましょう。
体験レッスンを活用する
習い事を始める前に体験レッスンを受けてみることで、子どもに合っているかどうかを確認できます。実際にどのような内容が学べるのか、指導方法が合っているかを確認する良い機会になります。
保護者は体験レッスンを見学することで、子どもが興味を持つかどうか、楽しんで取り組めるかどうかを確認でき、最適な習い事を見つける手助けになるでしょう。
よくある質問
最後に、習い事に関してよくある質問をご紹介します。
習い事を始めるのに最適な年齢は?
習い事を始める年齢については、子どもの発達段階や習い事の種類によって様々ですが、幼児期(3〜4歳)から始めるのが一般的です。幼児期は、体操や水泳といった体を動かす習い事が主流で、小学生になると学力向上のための学習塾やスポーツ、音楽など選択肢が広がります。
ただし、どの習い事を選ぶにしても、子どもの興味や発達段階を見極めることが最も重要です。無理に早く始めさせるよりも、子どものペースに合わせて焦らず取り組みましょう。
複数の習い事をさせても大丈夫?
複数の習い事をさせる際には、スケジュールを考慮することが大切です。体力や精神面で子どもに負担がかからないように、習い事の数や時間を調整してください。ただし、習い事ばかりで子どもが疲れすぎないように、休息や遊びの日も確保することがおすすめです。子どもが習い事に楽しんで参加していたとしても、休息日は設けるようにしましょう。
子どもが楽しめない場合はどうすれば?
子どもが習い事を楽しめない場合、まずはその理由を尋ねてみましょう。興味を持てない、先生との相性が合わない、難易度が高すぎるといった原因が考えられます。原因によっては無理に続けさせず、休会したり、他の習い事を試してみたりすることも一つの方法です。子どもが楽しく学べる環境を整え、無理なく続けられるようサポートしていきましょう。
まとめ|習い事で成長サポートする体験を
紹介した通り、習い事の種類は多種多様です。
子どもはどんなことに興味があるのか、保護者の方はどんな風に成長してほしいのか、しっかり話し合って決めるようにしましょう。
“楽しみながら続けられる”ことが重要なのは、皆さんもご存じかと思いますが、それは子どもだけでなく保護者の方にも同様のことが言えます。
時間的・経済的な要因で負担にならないように、選ぶ際は注意してくださいね。
習い事を通して、充実した子どもとの時間をお楽しみいただければ幸いです。