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【例文あり】子供の習い事を辞める際のマナー

【例文あり】子供の習い事を辞める際のマナー

お子さんが習い事を辞めるとき、どうすればいいか気になっている方は多くいらっしゃいます。
先生にいつまでに伝えればいいのか、どのように伝えればいいのか、お礼の品は必要なのか…
などなど、意外とわからないことが多いですよね。

今回は、マナーを守り失礼のないように辞めるために意識したい、いくつかのポイントを紹介します。
例を交えながら紹介しますので、是非参考にしてみてください。

習い事を辞める理由

よくある習い事を辞める理由

習い事を辞める理由は、家庭の事情により様々です。
お子さんのやる気が続かなかったり、引っ越しで辞めなければならなかったり、いろいろなケースが考えられますよね。
例えば小学生では、以下のようなケースが比較的よく見られます。

  • 習いごとを続けるモチベーションが下がってしまった
  • 学業に専念したい
  • お子さんと習い事の相性が合わなかった
  • 内容が合わなかった(難しい/不十分など)
  • 目標を達成してしまった
  • 時間があわず、通えなくなってしまった
  • 距離が遠く、続けられなかった
  • 経済的事情(料金が高かった)

事情は様々ですが、辞める際に必ずやっていただきたいことがあります。

辞める理由の確認と教室への伝達

どういった事情にせよ、辞めるときはお子さんとしっかり話し合うようにしましょう。
理由を確認することで、考えを押し付けるのではなく、どうすべきかを決めることができます。

また、習い事を辞める理由は、必ず教室に理由を説明する必要があるわけではありません。
言いづらい場合は「家庭の事情」と伝えればOKです。
もちろん差し支えないなら、素直に伝えるようにしましょう。

いつまでに教室に伝える?

一般的には辞める「1か月前」までに伝える

教室や先生に辞めることを伝えるのは、1か月前までが一般的です。
辞める直前で伝えると迷惑になってしまうので、なるべく早いタイミングで伝えるようにしましょう。

また、習い事によっては、大会や発表会などのイベントがあるケースもあります。
イベントに向けた練習が始まった後になると、スケジュール調整などで迷惑になってしまうことも考えられます。
なるべく迷惑が掛からないように、伝えるタイミングを考えるようにしましょう。
教室によっては規定が定められている場合もありますので、確認を怠らないようにしてください。

辞める際の伝達手段と伝え方

習い事を辞める際の伝達方法

習い事を辞める際は、以下のような伝達方法が考えられます。
規定で退会方法が定められていることもありますので、確認するようにしましょう。

  • 対面
  • 電話
  • メール
  • アプリ

おすすめの伝達手段と伝え方

基本的には(規定がない場合は)、「対面」でのご挨拶がおすすめです。
どうしても都合がつかない場合は、電話やメッセージで伝えるようにしてください。

また、アプリで退会できることもあるのですが、規定に定められていない限りは避けるようにしましょう。
人によっては冷たい印象を受けたり、マナーがなってないと感じられるケースもあります。

お世話になった先生へのご挨拶、しっかり時間をとって気持ちよく退会したいですよね。
お子さんもつれて一緒にご挨拶をして、お礼を伝えるようにしましょう。

【例文紹介】対面とメールでの伝達内容

【例文】対面で伝える場合

いつもお世話になっております、〇〇の母(父)です!
少しお時間いただいてもよろしいでしょうか。

実は家庭の事情で〇〇(日付)で辞めることになってしまいました。
これまでご指導いただき、本当にありがとうございます。
〇〇(お子さんの名前)の自信にもなって、とても助かりました。

辞めるまでの残りのレッスンも、楽しく通わせていただきます。
お時間をいただきありがとうございました、失礼いたします。

【例文】メールで伝える場合

〇〇教室 〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇の母(父)でございます。
本来直接お会いしてお伝えするべきところですが、都合がつかずメールにて失礼いたします。

大変残念なのですが、このたび家庭の事情により、〇〇(日付)をもって教室を辞めることとなりました。

〇〇年間ご指導いただき、本当にありがとうございました。
先生にご指導いただいたおかげで、〇〇をできるようになり、〇〇(お子さんの名前)の自信になりました。
残りのレッスンも、楽しく通わせていただければ幸いです。

今後も先生のますますのご活躍と、〇〇教室の発展を心よりお祈り申し上げます。

〇〇(お子さんの名前) 〇〇(保護者様の名前)

お礼の品や感謝状は必要?

お礼の品は必要?渡す品の金額は?

基本的には感謝状やお礼の品は不要ですが、先生との交流が深い場合は、感謝の気持ちとして渡す方もいらっしゃいます。
渡す場合は高額である必要はなく、1,000円~3,000円ぐらいの菓子折りが一般的です。
金額が高いと気を遣わせて使うこともありますし、気軽に渡せて喜んでもらえるものがオススメになります。

どんなものを渡すか悩んだ際は、なるべく常温保存可能で日持ちのするものを選ぶようにしましょう。
教室に置いて、仕事の合間の好きなタイミングで食べられるので、もらう側も嬉しいですよね。

先生以外の身近な方にも辞めることを伝えておこう

ママ友や仲の良い友達に伝えておく

習い事では、仲の良い友達ができたり、ママ友同士親しくなることがあります。
学校が違ったり、通っている場所が遠かったりする場合、習い事以外で顔をあわせる機会がほとんどないケースもあります。
「マナー」というわけではありませんが、伝えないで辞めてしまうとモヤモヤしますよね。
辞める理由が引っ越しの場合は、連絡先を伝えておけば、関係性が継続する場合もあります。

まとめ

お子さんが小さい頃から習い事に通うことは多く、辞めることも珍しくありません。
習い事を辞める理由は人によって様々ですが、マナーを守って、気持ちよく辞めたいですよね。

お世話になった先生や仲の良かった友達と別れるのは、お子さんにとって辛い経験になることもあります。
辞めることも含めてプラスの経験にし、次のチャレンジにつなげられるように、辞める際のマナーを意識していただければと思います。

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