始めるのは早いほうが良いは本当?子供の英語教室。

Q、始めるのは早ければ早い方が良い、は本当か?

A:英語に限りませんが、言語には『臨界期』が存在する、という定説があります。ある一定の年齢以上になると、母語が出来上がり、常にいったん母語を通して理解していくようになるので、新たな言語習得が極端に困難になってしまう、というものです。

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この説については、私は、否定的な立場でいます。言語には、「音声面」「文法面」「語彙・フレーズ」などさまざまな側面があり、それぞれの年齢で、容易に習得できる時期が異なるからです。一つの言語が伸びることによって、別の言語習得にも相互作用的に役立つ部分も非常に大きいと言えるので、いつでも、本人のやる気や勉強の仕方によって、語学習得は十分可能です。特に、望むレベルが①・②である場合は、十分、達成可能なレベルだと思います。

ただ、「音声面」に関してだけは、『敏感期』を逃すと、習得が非常に難しいものになってしまうことは、事実です。この「敏感期」は、言われた言葉をそのまま同じように繰り返すことの出来る能力で、幼少期のごく早い時期に訪れます。2歳くらいまでには、母語にある音が固まっていきますので、それまでに日常的にインプットしていることが望ましいと言えます。
日本語は、特に音の数の少ない言語であり、一方で、英語は非常に音の多い言語であるため、母語が一旦完成した後の日本人の耳には、英語の色々な音が同じに聞こえてしまうようになります(L/R、F/Hは有名ですね)。結果、発音が原因で「通じない英語」になってしまう・英語に特徴的な音やリズムになれていない為に、相手の言っていることが聞き取れない、という問題が起きます。
(②)・③のレベルを目指すのであれば、早期教育を受けさせるメリットは非常に大きいでしょう。

≪プロフィール≫

sophia
上智大学・イギリス留学を経て、現在、英語教師・英語学習関係のライター業に携わっている。一児の母。幼少から、クラシック音楽に触れ、ピアノやパイプオルガンの演奏経験あり。

 

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